大阪の南部(南大阪･泉州)の泉南市にある白井病院は､認知症をはじめとする老人精神科医療に積極的に取り組んでいます｡

当院では理学療法､作業療法､言語療法などリハビリテーションを行っています｡
体の機能回復だけでなく､認知症状の緩和などにもリハビリテーションは有効です｡とくにお年寄りの場合､歌うことやゲーム､習字や絵画など"楽しみ"やこれができれば孫にあげようといった"目的"ができればリハビリ効果も高まります｡理学療法･作業療法のノウハウに加え､心の病院として､患者様ひとり一人の心の問題をも解決しながら､ひとり一人にとって最も有効なリハビリテーションを実行しています｡

専門のスタッフによる身体的･精神的機能低下の予防､回復訓練を行います｡
基本動作(寝返り､起き上がり等)練習や歩行練習といった運動療法や､日常生活の練習などを行います｡
理学療法開始にあたっては種々の検査､測定を施行し､個々の患者様にあった方法を選択します｡

患者さまの症状と興味に合わせた作業種目により精神的自立に役立つ能力を引き出します｡日常生活動作(食事･整容･排泄等)と家事動作､手芸･ワープロ･習字･陶芸･ガーデニング等などの作業活動を用いて治療･指導･援助を行います｡

言語障害(失語症､構音障害)や嚥下障害などによりコミュニケーションや飲み込みが難しい患者さまに対して､実用的なコミュニケーション手段や安全な食事摂取の訓練を行い､機能の向上とともにその人らしい生活の獲得を目指します｡
また当院では医師指示の下､嚥下造影検査を行っております。医師･コメディカルが立ち会いそれぞれの専門性から治療方針を話し合います。